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小さなオーストラリア
小さなオーストラリア

VOL1 乗馬ファームでの生活 いずみさんのストーリー
Personal Data

現地の友人達と
出身地 大阪府生まれ大阪育ち
海外在住歴 マレーシア半年、ケアンズ4年、ゴールドコースト1年半
オーストラリアの某田舎町1年
趣味 映画鑑賞、散歩、太陽の下で遊ぶ事、スキューバダイビング、乗馬
過去の旅行歴 イギリスを除くヨーロッパ8カ国、マレーシア、ブルネイ王国、シンガポール、グアム、サイパン、ハワイ、上海、
最近の関心事 中古車探し


Part1 ケアンズ到着そして仕事探し

準備は万端、意気揚々と

1998年の夏(オーストラリアでは冬)に、初めてのケアンズに到着。構想・準備期間約3年。日本で英会話を数年習い、100万円以上貯金し、日本ワーキングホリデー協会や、既にワーホリを終えた人と交流したりして情報を収集し、満足のいくワーキングホリデーの1年を成功させようと意気込んでいました。目的はいろいろありましたが高校時代習っていた乗馬を続けたかったことと、もっと自由に馬に乗りたかったことでした。

ケアンズに着いてすぐ、日本の友人が紹介してくれていた現地のオーストラリア人の助けを借り、滞在先を見つけました。その場所は市内から車で30分離れた場所でしたが、シェア代は無料という嬉しいオファーに乗せられてそこでの生活が始まりました。しかし、周りに日本人は一切住んでおらず、シェアの人(オージー)は深夜に帰宅、早朝出勤のため、毎日一人ぼっち。市内にでるバスも1時間以上かかるし、帰りは夕方5時までにバスに乗らないとそれ以降のバスはいろいろな場所に立ち寄るため帰宅に2時間以上かかる不便な場所でした。

乗馬ファームに乗り込む

住み始めて3週間、そろそろ何かを始めようと決断したとき、家から自転車で20分のところにあった乗馬ファームに意を決して乗り込みました。そこでは日本人スタッフが常に数人働いているようだったのですが、今は男のスタッフを探していて女は間に合っているとの事。ここで引き下がっては、と週に3度のペースで通い続けお願いをしていましたがマネージャーの答えは「No」・・・。が、ある日市内で偶然にファームのオーナーと出会うことができ直談判したところ、「ノーウォーリース、明日から来てOK!」との快い返事が!そうして晴れてそのファームの一員となれました。(マネージャーはオーナーに呆れ顔でしたが)


Part2 全ての始まりは「ノーウォーリース」

全てを変えたファームでの生活

ファームでの生活は馬の世話、乗馬でかけっこ、お客さんの世話、外乗ガイドをして楽しい毎日・・・?実態はオージー、日本人、カナダ人やオランダ人合同のまさに「合宿」状態。力仕事、汚い仕事、雨の中びしょ濡れになっての2時間歩行や5時間歩行(キツイ!)、朝7時からから日暮れまでの長時間労働、馬大脱走劇、スタッフ同士の不和、ケンカ、などなど、詳しくお知らせしないほうがいいこともたくさんありましたが、人間が本音でぶつかり合う仕事場だったからこそ築き上げられた人間関係、信頼関係。そのスタッフでの仕事後の打ち上げは言葉の壁を越えて本当にすばらしいひと時でした。そして、ひとたびお客さん相手になるとエンターテナーになって、楽しい乗馬の時間を作り上げるすばらしい仲間達。私はここで貴重な数年間を過ごすことができました。このオーナーの「ノーウォーリース」が無ければ今の自分はなかったでしょう。私はここで4年間のビジネスビザを取得し、今のパートナーともここで知り合いました。

現在、そして未来

ファームでの仕事は、きっと普通では体験でき得ないことばかりでした。ファームの周辺に出る子供の野豚を捕獲したり、偶然トラップにつかまった豚を銃で仕留める所を見たり、花火の爆音でパニックになりフェンスを蹴破って脱走した馬達を、保護のため夜明けまで駆けずり回ったり。今ではそんなファームの生活を終え、パソコンの前に座ってオフィスで働いていますが、様々な経験を積んでまたいつか山に戻ろうと、それだけ決めています。本音の言える自然の中に。 


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