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ホームステイしよう

ホームステイをしよう

異文化に接する

外国に1週間でも2週間でもいいから滞在することは、いわば異文化の中に自分の身をどっぷりと浸す行為だとも言えます。国が違えば言葉も違うように、文化や習慣、風習、そして人々の考え方や行動まで違ってきます。ホームステイという形で現地の家庭に泊めてもらうことは、その国の文化にダイレクトに接することができる、またとないチャンスです。一緒に食事をしたり、話をしたり、お手伝いをしたり、一緒に寝起きを共にして現地での日常生活を経験することによって、ホストファミリーを通じてその国の様子が生き生きと見えてくるのです。

なぜホームステイを薦めるのか?複数の理由がありますが、最大の理由は、ホストファミリーの存在があなたとオーストラリア社会のクッション的役割を果たしてくれることです。外国に行くのは初めて、海外旅行でしか行ったことがないというような人にとって、現地で生活することは困惑することも多いし、どうしていいのか戸惑うこともあり、毎日が驚きの連続です。日本という国の文化や常識の物差しでは計れないこともきっと出てくるでしょう。良い意味でも悪い意味でもカルチャーショックを感じると思います。そんな時に優しく説明してくれたり、アドバイスをくれたり、手助けをしてくれたりするのがホストファミリーです。まさしく現地のお父さん、お母さんとして頼れる存在となってくれるのです。

また、複数の海外からの留学生がホームステイしていることもあります。ホームステイでオーストラリア文化に接するだけでなく、他国の留学生とも身近に交流することによって、様々な国の文化や価値観に触れることができます。ホームステイが終わる頃には、あなたの世界観がずっと広く深くなっていることに気づくはずです。



楽しいホームステイにするには

各家庭にはそれぞれのハウスルールがあります。自分も家族の一員になったつもりでハウスルールを守り、お手伝いをするなどして積極的に家族の輪に入っていきましょう。英語がうまくないので、どうやって会話に加わったらいいのかわからないと心配される人もいますが、ホストファミリーはあなたが英語を話せないことを承知したうえで迎えているのですから、英語がうまく話せないことをそんなに気にすることはありません。ホストファミリーもゆっくりとわかりやすく話しかけてくれるはずですから、あせらずに少しずつ会話に加わっていきましょう。単語を繋げただけでも充分会話になるのです。一番よくないのが、会話するのを避けて黙ってしまったり、自室に閉じこもってしまうことです。

日本とオーストラリアでは些細なことが違ってびっくりすることもありますが、日本の常識だけで物事を見たり批判しないで、むしろ「おもしろい!」と前向きに受け止めて、何でも楽しんでしまえ!!という気持ちでいるとホームステイが100倍楽しくなります。

ホストファミリーとお土産

ホストファミリーに日本からお土産を持っていきたい人も多いかと思いますが、高価な品物は避けたほうがいいでしょう。日本のように何かにつけて贈り物をする習慣がないので、高価な物をあげるとびっくりされてしまいます。もしお土産を持参するときは、あまりにも和風な置物や人形などはよりも、日常使えるような品がいいと思います。ちょっぴり和風チックな柄やエスニック風柄はこちらでも人気があるので、そういう柄がプリントしてあるランチョンマットやクッションカバー、コースターなんかも喜ばれると思います。子供のいる家庭には、オーストラリアにはかわいい文房具があまりないので、日本のアニメキャラクターやサンリオの文房具やグッズが喜ばれます。

食品をおみやげにしたい時は、おせんべいやあんこを使ったお菓子は好き嫌いが分かれるので、避けたほうが無難です。もし食品をおみやげとして持参する場合は、必ず検疫で「食品を持参した」ということを申告してください。検疫についてはこちらのページに詳細が書いてあります。



英語の習得

英語習得とコツ

ホームステイでは、24時間生の英語に触れることができます。駅前留学でも英語を習得することは出来ますが、ホームステイでの会話は「お勉強用」に加工されていない英語です。駅前留学やテープ教材なんかでは学ぶことの出来ない、ネイティブスピーカーの話す息の通った英語なのです。例えば、「How are you?」と聞いて返ってくる答えが、教材や英会話本どおりの「 I'm fine, thank you. And you?」であることの方がむしろ少ないでしょう。学校では教えてくれない日常でよく使われるちょっとした言い回しや、イントネーション、その言葉を使うときのニュアンスなども、ホストファミリーの会話を毎日ヒアリングすることで身について行きます。不慣れな英語環境でホームステイを乗り切るには、いくつかのコツがあります。

1、わからなくてもいいから相手の話を聞こう  

簡単なことのようですが、最初はホストファミリーの言うことをちゃんと聞こう!と意気込んでいても、相手の言っていることがわからないことが続くと、こちらの気持ちもだんだん萎えてきます。すると自然に「あー、なんか言ってるよ。」ぐらいにまで気持ちが下がってきてしまいがちですが、相手にもそういう雰囲気は伝わってしまうものです。言っていることの100%を理解できなくてもいいのです。わからなければ、「Sorry?」や「 Excuse me?」と聞き返したり、紙に書いてもらったりしてみるといいです。自信を持って気楽に英語と接してください。

2、なんでもYESと言わない   

話がわからなくて適当にYES、YESと言っていると、話の内容をわかっているんだと思われて、どんどん話しかけられて、どんどん話は発展していきます。内容のわからない話をニコニコ聞き続ける方もつらいですから、わからなければ上記したように聞き返すか、「I'm sorry but I don't understand.(わかりません)」と言っても決して失礼ではありません。

3、自分から話しかける

英語がうまくないから自分からなんて話しかけられないと思うかもしれませんが、自分から提供した話題で会話をするほうが、英語の理解度が上がります。こういうことを話したいけど、英語ではなんて言うのかな、辞書で調べてみよう、こういう単語を使うんだ、あ、こっちに別の表現が乗ってる、こういう表現もあるんだ、という経路を経て覚えた単語って、しっかり頭に焼きつくものです。自分の趣味や家族のこと、飼っているペットの話、日本の住んでいる地域の風習や様子、日本でしていた仕事やアルバイトのことなど、紙に英語で簡単な文章にして書き出しておくと、実際の会話の場でスムーズに言葉が出てきます。話題のきっかけとして、家族や友人、ペットの写真などを持参するのもいいでしょう。

4、恥をかこう

旅の恥のかき捨ては困りますが、英語については恥を忘れてください。完璧な英語を話そう、文法を間違えたらいけないなんて考えていたら、言葉も出てこなくなってしまいます。文法がまちがっていても、ブロークン・イングリッシュでも、発音が悪くてもかまいません。「まちがっちゃった、もう英語を話すのイヤ」と思わずに、まちがったら言い直せばいいのですから、恥をかけばかくほど上達するぐらいの気持ちでいたほうが語学は上達します。



気を付けたいこと

日本とは文化も習慣も違うオーストラリアですが、移民もとても多く、各家庭によって習慣や食べ物が違うことは珍しくありません。気持ちよくステイするために心がけたほうがいいことを下にあげました。   

1、シャワーは短めに  

給湯がタンク方式なので、タンク内のお湯を全部使ってしまうとタンク内の水が沸くまでに少し時間がかかり、他の人がその間お湯を使えなくなってしまいます。長いシャワーでお湯を使い切ってしまわないように、シャワーは短めに。また、バスタブ(湯船)には毎晩つかりません。バスタブそのものが無く、シャワーのみの家庭も多いです。節水意識が日本より強いので、気をつけましょう。

2、食事について   

アレルギー(英語の発音はアレジー)で食べられない食品があれば、紙に英語で書いてホストファミリーに申告しておきましょう。1回の食事の量が多すぎる場合は、残すよりも「少なくして」「半分にして」と言えば大丈夫です。好き嫌いがあってどうしても食べられないものは、「I don't like it.」とハッキリ伝えてもかまいません。でも、このチャンスにトライしてみたら食べられるようになったということもあるので、ちょっとチャレンジしてみるのもいいですね。食事の時間が決まっている家庭が多いので、外食や帰宅が遅れる場合は前もって伝えておきましょう。

3、お手伝いしよう

ホームステイは料金を払っているとはいえ、ホテルに宿泊しているのとは違います。お客様ではありませんから、テーブルにお皿を並べるとか、食べ終わった食器を片付けるとか、簡単なことでいいからお手伝いするようにしましょう。キッチンやベッドルーム、バスルームは、できるだけきれいに使いましょう。

4、電話とインターネット

ステイ先から電話をかけたいときには、必ずホストファミリーに聞いてからにしましょう。国際電話をかけるには、安くかけられるプリペイドカードが町のニュースエージェンシーや両替所、日系ツアーデスクなどで販売されてるので、それを利用してかけます。ラップトップコンピューターを持参してインターネットに接続したい時は、ホストファミリーに相談しましょう。使用の可否や時間帯を確認してから接続してください。

4、電話とインターネット

夜の9〜10時には家族全員が就寝してしまう家庭も珍しくありません。ホストファミリーの就寝時間以降は、大きな音でテレビを見たり、電話をかけたりしないようにしましょう。外出して真夜中に帰宅したり、朝帰りなんてことのないように。



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